自動運転するためのレイアウトについて説明します。

Describes the layout for automatic operation.

全体 ( Layout of the entire )

配線が必要となるため、木箱を作ってその上にレールを敷設しています。板は近くのホームセンターで購入し切断まで対応してもらいました。あわせて購入した釘での組み立て+色塗りは自宅で実施しました。


DCCを使用して車両を動かすだけなら不要なのですが、自動運転させようとするとレールを絶縁させてのエリア分けが必要となってきます。なぜなら車両の位置のセンシング情報がスクリプトへのインプットとなり、車両やポイントの動作を決めていくからです。私のレイアウトでは上記のように9つのエリアに分割しました。

D.C.フィーダNと絶縁 ( D.C. Feeder N and Insulation)

電源供給と車両検出をするためのD.C.フィーダは、板に穴を開けてそこから内部にあるBDL168などと接続しています。穴もホームセンターで開けてもらいました。

車両検出のために各エリア間を絶縁する必要があります。TOMIXのギャップジョイナー(F)というものがあるのでそれを使って絶縁しました。レールの2本あるうちの片方は共通コモンライン(GNDのようなものでしょうか)ですべて接続された状態とするので、どちらか片方だけ絶縁を実施します。今回は内側を絶縁することとしてそのギャップジョイナー(F)をつけました。


左写真の黒いものがギャップジョイナー(F)です。

もともとレールについている金属金具を取り外して、ギャップジョイナー(F)をつけます。


配線 ( Wiring )

箱の中身はこのように大きく板によって3ブロックに分かれていて、左から以下のとおりです。

1:DCCコマンドステーション、LocoBuffer-USB

2:BDL168、DC52 中継端子台

3:電源

1:DCCコマンドステーション、LocoBuffer-USB


使わないときにはこのように箱の中にしまっておきますが、実際に使うときにはどちらも外に出します。配線はしたままなのでそのままズルズルと。。


2:BDL168、DC52、中継端子台


こんなかんじにしてごちゃごちゃっとしています。。

木の板は導体ではないのでまあいいかと。

使用時にお互いの基板のポジションだけ気をつけるようにしています。



3:電源


DCCコマンドステーション用のとっても大きくて重いAC-DC電源とBDL168用の電源を配置しています。


BDL168の電源 ( The power supply of BDL168 )

BDL168用の電源は秋月電子で購入した12V出力の電源を使用しています。

<製品情報>

 電源:入力AC100〜120V、出力DC12V

 メーカ型式:LTE101U-1210

 メーカ:L.T.E.

 参考価格:¥550





BDL168と電源との接続は、同じく秋月電子で購入したジャック(型式:MJ-10)を使用しています。






電源とジャックを接続するとこんな感じです。

配線は、白が12V、黒がGNDです。

BDL168の配線 ( Wiring of BD168 )

DS52の配線 ( Wiring of BS52 )

BDL168へは青色の端子へ直接半田付けしています。

中継端子台は剥いた線を黒いボタンを押しながら挿入するだけなので楽チンです。


BDL168の青色の端子にはわかりやすいように番号を降っています。


ポイントを動かすDS52には端子台がついているので、剥いた線をここに接続するだけ。


・・・のはずなのですが、端子台の線への圧力が効きにくいところがあるので、そこは基板へ直接ハンダ付けしてしまいました。。

いまいちですがしょうがないです。


配線図 ( Wiring diagram )

各機器類の配線です。

ケーブルを裂いて配線先が分かれる箇所からは色を変更して、ケーブルに近い色で表しています。

3箇所あるポイント(分岐器)との接続は中抜き丸()の絵としています。


BDL168のGround端子について>

BDL168の11ピンはGroundなのですが、どのように処理すればよいか(そのままオープンでよいのか、電源の0Vにでも接続するのか)が取扱説明書やWeb調査だけではわかりませんでした。

KATOへの問い合わせはハガキのみ とのことなので、ハガキで質問してみました。

しばらくして返信がきまして、未接続でもよいとのこと。

これですっきりしました。

KATOのカスタマセンタのご担当の方。回答いただきましてありがとうございました!)